慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
総合政策学部・環境情報学部
2009年度 シラバス
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Last Update : 2009-08-31 17:37:52
95001 グローバル・ガバナンス研究(応用研究)
特設科目 (大学院) 2単位
【開講日程】 木曜日3時限(1コマ) 【担当教員】 坂 明
【開講場所】 SFC 【授業形態】講義
【履修制限】 履修人数を制限しない。
【履修条件】
【連絡先】 saka@saka.jp 【授業ホームページ】http://saka.jp/sss
■ 科目概要
現代においては、国境を越えた活動がサイバー空間において行われていますが、サイバー空間及びそこでの活動は、社会に大きな便益をもたらすとともに、社会に対して攻撃を加える勢力にも道具を提供しています。
こうしたサイバー世界の問題への対応については、インターネット等の情報通信が現代の重要なインフラ、社会基盤となっていることから、各国において様々な態勢が構築され、国際的な連携も進められています。更に、児童ポルノ問題のように、一定のコンテンツについて国際的な連携による取組みがなされています。
本講義では、このような現状と課題について、国内での特徴的なサイバー世界における問題も含めて、ゲストも迎えつつ検討を行いたいと考えています。
■ 授業シラバス
□ 主題と目標/授業の手法など □
情報・情報システムに関する脅威について、「情報犯罪」という切り口から検討していきます。
基本的に講義とそれに対する質疑という形式で進めたいと思います。
□ 教材・参考文献 □
授業の際に、読んでいただきたい文献をお示しします。
ここでは、特に教科書ということではなく、参考になる文献として下記を挙げておきます。
・岡村久進「情報セキュリティの法律」商事法務、2007
・羽室英太郎「サイバー犯罪・サイバーテロの攻撃手法と対策」立花書房、2007
・警察白書平成18年版
□ 提出課題・試験・成績評価の方法など □
評価は、授業への参加状況、中間レポート、期末レポートにより行います。
□ 履修上の注意 □
講義については順番の入れ替え等がある可能性があります。
■ 授業計画
第1回 情報犯罪1
情報犯罪という概念自体新しいものですので、考え方及びその内容について概略を説明します。また、インターネット・ガバナンスについても検討します。
第2回 情報犯罪2
サイバー犯罪概論として、現在のサイバー犯罪の概況とサイバー世界のモニタリングのための仕組みについて検討します。
第3回 情報犯罪3
情報犯罪関係法令について検討します。
第4回 情報犯罪4
テロリストのインターネット利用について検討します。
第5回 情報犯罪5
ネットを利用した詐欺事件について検討します。
第6回 情報犯罪6
情報システムに関する内部犯行について検討します。
第7回 情報犯罪7
対日有害活動、すなわちカウンターインテリジェンスについて検討します。
第8回 情報犯罪8
人的な情報保全対策であるセキュリティ・クリアランスについて検討します。
第9回 情報犯罪9
「環境としての情報」と題して、ネットを通じたコミュニケーション上の問題、青少年に対する影響とその対応について検討します。
第10回 情報犯罪10
情報の流通をめぐる問題について検討します。
第11回 情報犯罪11
サイバー犯罪条約、G8、ICPOの取組など、サイバー犯罪への国際的な対応について検討します。
第12回 情報犯罪12
サイバーテロ対策、重要インフラ対策など、情報基盤保護対策について検討します。
第13回 まとめ
これまでのまとめを行います。